- 会員の皆様へ
咲耶会会長 池田 修
母校が大阪大学と統合して大阪大学外国語学部となってから今年で3年目を迎え、新たに621名の新入生を受け入れました。外国語学部は大阪大学という多彩な和の体系を背景として、外国語大学に蓄積した外国語教育研究のノーハウを、あらたな視点にたって展開すべく具体化作業を積極的に進めているとのことで、統合の成果に、期待を膨らませたいと願っております。
咲耶会も統合による外国語学部同窓会として、この新たな事態に対応すべく、最初の2年間で、規約の改正、専攻間で均衡が取れた幹事の選出、会報『咲耶』の充実など、解決が急がれる問題に取り組んできましたが、この間、統合によって、入学定員が約300名減り、加えて、大学院が組織上、別組織に移され、咲耶会への潜在的加入人員が減少したという、構造上の難問の解決策を財務特別委員会(少徳委員長)のもとで、鋭意、審議を重ねていただき、ようやく、ここに会員の皆さんに、新たな会費制度として提案させていただく段取りとなりました。 皆さんのご理解とご協力をえて、この新しい制度を、外国語学部完成時、すなわち、大阪大学外国語学部からはじめての卒業生が出る時点から実施したいと願っております。
咲耶会は、今ひとつ大きな難問に直面しております。それは新規加入率の低下をどのようにして食い止めるかという課題です。これについては、個人情報保護法などの問題が背景にあると思われますが、統合後における大学の入試合格者への入学案内と阪大の部局同窓会への入会案内送付の切り離し慣行が大きな壁になっているように考えられます。この壁がなかったころまでは、殆どの新入生は同窓会に加入し、それだけで同窓会の財務が円滑に回っていたと言えます。東京外国語大学の同窓会、東京外語会(社団法人)では、大学の協力のもとに、昨年来、入学案内と同窓会への入会案内の一体的送付を実施した結果、90パーセント以上の入会率を記録した、とのことであります。
咲耶会では事務局が中心となって会報『咲耶』を活用したり、外国語学部の協力のもとに、オリエンテーションやホームカミングデイなどで、新入生および保護者への働きかけを、種々、行っておりますが、前記ほどの成果は上がっていません。
いずれにせよ、咲耶会が自立的活力を取り戻すべく、実効性のある運営に努めてまいりたいと思いますので、諸賢のご支援をお願いいたします。
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